「タイタニックのクルーたち(chie's Titanic Officers)」豪華客船タイタニック(Titanic)の歴史、史実、乗組員、クルー、航海士(特にマードック航海士)機関士・設計士・通信士を紹介。自殺の謎、映画の中の航海士、コレクションなど。by智恵-ちえ-
 タイタニックのクルーたち
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◆ミュージカル・タイタニック◆
(TITANIC - the musical)

本日2月28日はウィリアム・マードック航海士の136回目のお誕生日、記念にミュージカル版タイタニックの紹介ページをUP致します♪日本では今年2009年に2回目の公演があったばかりです。私は日本公演の2007年初演時に観劇しました。
マードックについては劇中「船長資格を最年少で取得した優秀な航海士」というセリフがでてきて、とても誇らしくもあり、自分のことを褒められたようで非常に嬉しかったです。私が観劇した際にマードックを演じていた岡田浩暉さんが今年の公演ではハロルド通信士を演じていらしたそうで、マードック航海士は戸井勝海さんが演じていらしたそうです。(両方ご覧になった方、いらっしゃいますか〜?)
当時の感想を書いた掲示板での書き込みもどさくさにまぎれて一緒にUPしておきます。
それから少し古いのですが、2006年10月末にオースストラリア(シドニー)公演時のチラシも一緒に置いておきますね。
ミュージカル版「タイタニック」を見て、史実のタイタニックに興味を持つ人が少しでも増えますように(^^)


2009年2月28日 智恵

2007年日本初演時パンフレット 2006年10月シドニー公演でのチラシ(二つ折・クリックすると拡大します)



[概要・主な出演者など]

(注;下記お名前は、敬称略、パンフレット等に掲載されている順番と違います、ご了承下さい。)

場所;東京国際フォーラム 初演:2007年1月15日 - 2月4日
原案・脚本=ピーター・ストーン
作曲・作詞=モーリー・イェストン
演出=グレン・ウォルフォード
主催=フジテレビ、電通、朝日新聞社、ぴあ、
企画制作=フジテレビ
再演:2009年1月24日 - 2月8日
演出=グレン・ウォルフォード
主催/企画・制作=フジテレビ
ホワイト・スター・ライン社長
ブルース・イズメイ
大澄賢也 大澄賢也
設計士
トーマス・アンドリュース
松岡充 松岡充
船長
E・J・スミス
宝田明 宝田明
一等航海士
ウィリアム・マードック
岡田浩暉 戸井勝海
二等通信士
ハロルド・ブライト
鈴木綜馬 岡田浩暉
火夫(ボイラー係り)
フレデリック・バレット
岡幸二郎 宮川 浩
一等客室係
ヘンリー・エッチズ
藤木孝 藤木孝
楽団のバンドマスター
ウォーレス・ハートリー
浜畑賢吉 浜畑賢吉
アメリカ人実業家(一等船客)
イジドー・ストラウス
光枝明彦 光枝明彦
イジドー・ストラウスの妻
イーダ・ストラウス
諏訪マリー 諏訪マリー
アメリカ人(二等船客)
アリス・ビーン
森口博子 入絵加奈子
アイルランド移民(三等船客)
ジム・ファレル
浦井健治 Kimeru
アイルランド移民(三等船客)
ケイト・マクガワン
紫吹淳 華城季帆

 

[感想など]
2007年初演観劇時のものです。掲示板より転載の内容にネタバレが含まれていますのでご注意下さい。

投稿者・投稿日 内容
nao
2007年1月30日(火)
1★はじめまして 投稿者:nao 投稿日: 1月30日(火)14時56分39秒
ミュージカルのタイタニックを観て、実際のタイタニックに関係する方々が気になって検索をいたしましたら、こちらに辿り着きました。
映画のタイタニックも見ていなかったので、知らない事だらけで、とても参考になります。
先ずはミュージカルで一番気に入ったライトラーさんの所から熟読いたしました。継いでマードックの謎などなど。
これから隅々まで読ませていただきます。
nao
2007年1月30日(火)
★ミュージカル 投稿者:nao 投稿日: 1月30日(火)10時14分32秒
こちらに来られて、ご観劇されるのですね〜^^
個人的には、歌のレベルが高く、かなり完成度が高いと思った舞台です。是非是非楽しんで下さいね^^
もちろん、ネタバレは致しませんよ。
でも、唯一言うなら・・・沢山沢山素敵な歌声の方がいるのですが、ライトラー役の方が個人的に今回の一押しです(笑)
智恵
2007年2月25日(日)
★ミュージカル・タイタニック 投稿者:智恵 投稿日: 2月25日(日)14時47分34秒
ただいま〜!
日本へ行ってきました。
ミュージカル・タイタニック観て来たよ〜♪
下に感想など書いておきます〜。
今年の日本の冬はちょっと暖かめでしたね?
今回メインの資格取得のほか、ランチだディナーだ免許の書き換えだ人間ドックだと毎日充実した日々、学生時友人やF通時代の同僚や親戚たち、10年ぶりの人も居てとても楽しい日本滞在でした。
「命の洗濯」という言葉がピッタリ?!あー早く東京へ戻りたいです〜、なんてシドニーへ戻ってきたばかりなのにホームシーックな私です、あはは。

〜以下の内容はミュージカル・タイタニック。多少のネタバレもあります〜

というわけで「ミュージカル・タイタニック」!
結構好評だったようで、私の見た後には追加公演がやってたみたい。
舞台観劇はあっても本格的なミュージカルというのは初めてなかなー。(あぁ昔宝塚のベルバラに狂っていた頃はよく日比谷の東京宝塚劇場に通いましたが。)
とにかく観劇自体すごく久しぶりで、本当にワクワクしながら東京国際フォーラムへ出かけてきました!

>>naoさん
ライトラーさん、救命ボートのシーン、すごくよよかたですよねー。
私の大好きなマードック役は岡田浩校紀さん、第一印象が華奢で繊細な感じのマードックで、彼の苦悩という部分がよく描かれていたように思いました。
苦悩、といえば、ハロルド通信士も出番が一杯あって史実FANとしては嬉しかったですね。
ボイラー係りのバレットさんの役の方、歌がとてもお上手でしたね、良く通るのびやかで力強い歌声でした。。。
全体としては、第1幕のラスト出航シーンも良かったですが、第2幕のクライマックス、救命ボートのシーンはもっと長くてもいいと思うくらい臨場感があり感激しました。
群像劇なので沢山の登場人物、感情移入が難しいかも、と思われましたが、セリフ(歌)のひとつひとつに当時の彼らの姿を重ねながらじっくり楽しませて頂きました。
時々「違うぞ?」等小さなツッコミ所もありましたが(航海士が操舵手兼任?! 実年齢と役者さんの年齢の差!等等)それはそれで面白かったです。

今回私はあくまで史実のFANとして、配役や各プロフィール等も全く知らない状態、主役の人の名前も知らない(^^;;;)状態で観にいったわけですが(←アンドリュース役の人だったのですね。カーテンコール何度も出てきてくださって。。。)、キャメロンの映画では少ししか触れる事が無かった史実の部分・実在の人物の部分が沢山描かれていて(無論脚色はされていますが)音楽がその劇的なストーリーを盛り上げて、大いに感動しました。全員で歌う「ゴッドスピード・タイタニック(Godspeed Titanic)」は圧巻でした。

nao
2007年2月26日(月)
★お帰りなさい^^ 投稿者:nao 投稿日: 2月26日(月)10時49分19秒
智恵さんにOKサインを出してもらえたミュージカルでよかったです!
私は、このミュージカルからタイタニックを調べはじめた人なので、やはり導入作品を面白かったと思ってもらえるのは嬉しいですね☆

最後の救命ボートのシーンでは、「愛してるよ」とか必死でそれぞれの別れをしているところが、個人的にはすっごく好きなんです。役者さんたちも、それぞれの役がどういった心の動きをしていたのか、かなり追求されていたみたいですね。
マードックは、実は途中までは凄く煮え切らなくってイライラしながら見ていたんです^^;でも、最後の救命ボートを着水させる時の表情にはぐぐっと来ました。マードック役の岡田君は、本当はもっともっと歌える人だったので、聞かせる歌が少なくって残念でした。(レ・ミゼラブルではマリウスだったんですよ)
ただ、後からよくよくパンフレットを読んだり検索すると、このミュージカルで名前の出てきた船員さんたちって、ほとんどが救出されていたんですね^^;仕事に殉じてなくなられた・・と思っていた人たちが生きていたのは嬉しいんだけど、ちょっと拍子抜けでした(笑)
タイタニックの資料を探そうと思ったんですが、沢山ありすぎてどれがいいのか^^;
映画の古いものはほとんど在庫切れでしたし。これから、のんびり探して行こうと思ってます。
オススメの本などありましたら、お時間のあるときに教えてください。

智恵
2007年1月28日(水)
★ハッピー☆バースデー 投稿者:智恵 投稿日: 2月28日(水)20時25分13秒
わーい、ハッピー・バースデー、ウィリアム♪
ってことで、今日はめでたくタイタニックのマードック一等航海士ことウィリアム・マードックのお誕生日なのです。
えーとですね、1873年2月28日生まれ、生誕134周年ですねー☆
彼は思うにとっても優秀なお利口坊や、優等生タイプだったのではないかしら?ウンウン
皆さん、是非是非彼のページもご覧になってくださいねー♪

http://www.titanicjp.com/rmurdoch1.htm
http://www.titanicjp.com/rmurdoch.htm

去年は、タイタニック生存者の方のサインも入手できたし、
http://www.titanicjp.com/millvina.htm
今回は年始からミュージカル・タイタニックを観劇もできて、この所、なんだか調子いいですぅぅ。

今回はメインの目的に合わせて2月上旬に日本へいったのですが、本当に偶然「ミュージカル『タイタニック』」の公演の時期と重なってて(皆さん、掲示板で、情報をありがとう!)即効でインターネットで予約!千秋楽が近かったせいもあって残り席もわずか、という状態でしたが、ホント運よくチケットをゲットできました。SS席、2階のど真ん中あたりだったよ(一番良い席は売り切れ)
ミュージカルのパンフの2000円にはたまげましたが、そういえば今は映画のパンフも高いですよねーっ、昔は数百円だったのに(年がばれるっ)

そんなこんなの今年、新しいFANの方も来てくださったり、
キャメロンの映画公開当時からの方も変わらず遊びに来て下さったり、
わーいわーい、今日は一緒にお祝いしてくださいネ♪
こちらはシュークリームとワインです。
(なんか変な組み合わせ・・・ごめんね、ケーキが買えなくて)
白ワインも冷えてるし、赤も買ってきたよ、どっちにしようかな。
お土産の日本酒もちょっとあったなー (;^^;;;)
それでは皆様、乾杯〜!!!


>naoさん
こんばんは〜!
私のお勧めの本は、「不沈」ダニエル・アレン・バトラー著(実業の日本社)です〜。でもこれってちょっと厚くてとっつきにくいかなー。ハードカバーでずしりっ、、、
「タイタニック号の最期」ウォルター・ロード (著), 佐藤 亮一(訳) 筑摩書房で、これは世界中で大ベストセラーとなった本、一応小説の形ですが、当時の生存者の証言や情報を丹念に集め、タイタニック事件をノンフィクションとして描いた最初の本です。現在文庫本で出ている版の「あとがき」は、日本人の唯一人の乗船&生還者となった細野氏のお孫さんにあたるミュージシャン細野晴臣氏が書かれており、これもとても興味深いです。
「タイタニック号の最期」は映画化されて、「SOS タイタニック忘れえぬ夜 (1958 ロイ・ウォード・ベイカー監督)」というタイトルでDVDになっています(ツタヤとかで借りることができると思います) 超お勧め作品!なんと、ライトラー航海士が主人公なのです〜。なので、本より先に、この映画から入るのが分かりやすくて良いかもしれませんね。

〜以下「ミュージカル・タイタニック」ネタバレあり〜

>>マードック役の岡田君は、本当はもっともっと歌える人だったので、聞かせる歌が少なくって残念でした。
そうなんですかー、残念だなー。元々寡黙なイメージのリアル・マードックなのですが、まぁ思ったより彼のセリフとかが多かったので良しとしましょう。
「最年少で船長資格をとって」という彼の優秀さがよくわかるようなセリフもあったので嬉しかったです〜♪
>>ただ、後からよくよくパンフレットを読んだり検索すると、このミュージカルで名前の出てきた船員さんたちって、ほとんどが救出されていたんですね^^;
そうそう、バレットとかは生還するんですよね。キャメロン版の映画ではローズがカルパチアに救助された船上の階段下あたりでタバコなんてふかしていたと思います(^^;;;)
でも実際には乗務員の死亡率は3等船客の死亡率よりも高く、もっとも大きな犠牲となった人たちなのですよね。そういう部分を強調して描きたかったのではないでしょうか。あとアンドリュースさんと船長、イズメイ社長が激しく言い争うシーンなどは、今までのタイタニック映画ではあまり見られなかったので、とても興味深かったです。
(そうだそうだ、フジTVでミュージカル情報ということで番組を1月のある深夜に放映していましたが、naoさんは見ましたか?)
http://www.titanicjp.com/rmurdoch.htm

智恵
2007年3月5日(月)
★K-19
(前略)
あのタイタニック観劇からもう1ヶ月近くたってしまいました。ステージはやっぱり「一夜の夢」的な部分が有りますねー!?舞台装置で階段上がタイタニックのブリッジを現していたり、舞台中央は1等サロンから3等ダイニングまでいろいろと早代わり。大合唱、クライマックスからカーテンコール、と夢中になってみていたあの舞台のシーンの記憶が時々クルクルと渦巻いて出てきます。naoさんはきっといろんな舞台を楽しんでる方ですよねー?私は殆ど見たことが無いのですが、他のミュージカル作品と比べてどうだったですか?
・・・そういえばタイタニック映画や本の紹介レスで、世界的に最も有名なキャメロン監督の「タイタニック」(1997年)を書き忘れてしまったのですが、これはもう当然見ましたよね?あれ?ミュージカルから入った、ということはまだ未見かな?まだなら是非、大音響でご覧になってみてください♪♪♪







Written by Chie OGATA  


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