「タイタニックのクルーたち(chie's Titanic Officers)」豪華客船タイタニック(Titanic)の歴史、史実、乗組員、クルー、航海士(特にマードック航海士)機関士・設計士・通信士を紹介。自殺の謎、映画の中の航海士、コレクションなど。by智恵-ちえ-
 タイタニックのクルーたち
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◆ヨアン・グリフィズ◆
(Cameron's"TITANIC" ロウ五等航海士)

"Is there anyone alive there?"

 

タイタニックの沈没後海に投げ出された人々を救出するため戻ったたった一隻のボート、これを指揮するロウ五等航海士。ロウを演じるのは、ヨアン・グリフィズです。ローズもこのボートによって一命をとりとめます。
面長でハンサムな彼(実在のロウもそうでした)は海外でも人気が高く、日本では航海士の中では唯ひとり「プリクラ」に登場しました。
「遅すぎた」(We waited too long.)の哀惜の表情が心に残ります。



[出演シーン]

1.「航海へ、ミスター・マードック」シーン(船長「いよいよ外洋だ。乗り出そう」 マードック「はい、船長。」)で、船長に紅茶を運んできます。


2.救命ボート避難・誘導シーン。ライトラ−「荷物なんか載せてどうする!」と言っている脇で、乗せようとした女性客が男性客のところに引き返してしまい一瞬躊躇するロウ。


3.「騒ぐとうちころすぞ」とピストルに弾をこめるライトラーの脇で、緊迫した中ボートの準備をしているロウ。「パニックをおこすな。」


4.キャル「ダメだ」ラブジョイ「船首にまだ残ってます。」の時、14号ボートが船から降ろされ、責任者として乗ったロウは「さがれ、押し合うな、さがれ!」ボートから船の脇に向かって3発発砲。


5.沈没後のシーン。救助に向かうためにボートをつなげ、乗客を移動させます。
「ボートをくっつけてロープで結べ。」「しっかり結べよ。」「我々は助けに戻る!」「そっちのボートの女性は、全部そっちに乗り移れ!!」「もっと場所を空けろ!」


6.生存者を探しに、ボートを進めます。
「誰か生きているか?返事をしろ!(Is there anyone alive out there? Can anyone hear me?)」
「そのままゆっくり進め。オールに注意しろ。(Don't hit them.)」
「遅すぎた。(We waited too late.)」


7.ローズがジャックとの約束を守るため、ワイルドのホイッスルを吹いてロウのボートを呼び寄せます。
「船を戻せ!!!(Row back! That way! Pull! )」
ローズはロウのボートに救出されます。

8.照明ライトをふっています。










[略歴・出演作品]

1974年イギリス・ウェールズ生まれ
1987年(彼は13歳ですね)から1992年まで、BBC TVドラマ「Pobol Y Cwm/Peopleof the Valley」に出演
1995年 Royal Academy of Dramatic Art(王立演劇アカデミー)
1996年〜「A Relative Stranger」「Poldark」「Wilde」「Titanic」出演
1997年 「Titanic」
1998年〜「Hornblower」(邦題:ホーンブロワー 海の勇者達)TVシリーズ主演
      日本語DVD発売;ハプネットピクチャーズ 特設ページ;Theater@nifty
2000年 「102」
2001年 「Black Hawk Down」(ブラック・ホーク・ダウン)
2004年 「King Arthur」(キング・アーサー)
詳細(英語)
詳細(日本語)

 

[関連サイト]
Ioan Gruffud Homepage
ヨアン・グリフィズの、非公式HP。トップページからいきなりカッコイイ。
経歴、ギャラリー他、予告動画やファンフィクコーナーなど内容は盛り沢山でファン必見!


ホーンブロワー・ファンサイト「順風満帆」
18世紀後半・帆船時代の英国海洋冒険小説のドラマ「ホーンブロワ―」のファンサイト。ドラマの詳説と共に、当時の英国艦船、制服、その他の資料が充実!タイタニックで五等航海士を演じたヨアン・グリフィズが若き士官ホレイショ・ホーンブロワ―海尉を演じます。親友アーチー・ケネディ海尉(姉妹サイトあり)との熱い友情を見守るBLANCAさんの素晴らしいページ。
 

 

Dearest Ioan Gruffudd
ヨアン・ラブラブなSyaraさんによるファンサイト。
ギャラリーでは数多くの作品に「つるつるヨアン♪」など親しみを込めて楽しく紹介。


Ioan Gruffudd Japan Web
情報量がとっても豊富なSeiさんによるファンサイト。
海外の雑誌インタビュー記事の翻訳など貴重な資料も満載!




Written by Chie OGATA  


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